利益100倍?ビジネス書多読のすすめ「レバレッジ・リーディング」を読んでみた。

書評(という名の感想文)

こんにちは、 リエです。

2006年に発売された本田直之さん著「レバレッジ・リーディング」。

今もなお読まれているということはロングセラーと言っても過言ではないでしょう。

「100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書多読のすすめ」というサブタイトルに惹かれて読まれた方もいらしゃるんじゃ?

 

この本の存在は知っていたんですが、多読と「速読」とずっと一緒だと勘違いしたんですよ。

なので「また速読の本かいな。いらんわ」と敬遠していました。

(私は速読にはまったく興味がなく、どちらかと言うとじっくり一語一句味わって読みたい派。)

 

なぜかまたAmazonのおすすめリストに掲載されていたのでレビューを読んだんです。

「速読とは全く違うというか、真逆の読み方。それがこの本の薦める多読」

ほほ~、読んでみよ。と早速ポチリましたよ。

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レバレッジ・リーディングってどういう意味?

レバレッジとは「てこ」の意味で、「テコの原理で実際の力より何倍もの力を発揮する」という意味。

このレバレッジ・リーディングを活用した読み方をすると、1冊あたり100倍のリターンが見込めるらしい。

例えば1,500円の本を読んだらその100倍、なんと150,000円になって返ってくるよ!という。

本というのは成功者のノウハウが1冊にギュ~~~ッと凝縮されてるわけですよ。

成功者の人生そのものが凝縮されていると言っても過言じゃない。

それをたった1冊の本を読むだけで学べるんだから「いっぱい読もう!」と言ってる。

ただ、いっぱい読むだけじゃダメで、100倍の利益を稼ぎ出す読み方がある!というのがこの本です。

ちょっと中身を紹介していきますよ。

本は自腹を切って購入(所有)せよ

この著者は、「大事なところはライン引きをし、ページの角を折って読むべし」と言っている。

なので図書館から借りてきた本や、他人から借りた本ではそれができないから購入しようというワケ。

余白には自分の思ったことを書き込み、ヒラメキがあればそれも迷わず書き込む!

そうすれば2回めに読み返す時にそこしか読む必要がない

そういえば、カタログから欲しいものを見つける時って、ページの角をおったりふせん貼ったりしますよね?

2回め見る時にすぐその商品が探し出せるでしょ?それとおんなじなんですよね。

とにかくボロボロになるまで使い倒すのだ!

多く読めば多く稼げる!とくかくたくさん読め!

たった1冊2冊読んだだけでは、知識が偏るというか、その著者の考えに左右されてしまいます。

なので色んな著者のいろんな本を読む。たくさん読む。

みんな同じことを言ってるなら、それは「成功するための原理原則」なんだと気づく。

だからたくさん読もうねと言っている。

ん~、やけに納得。

本探しは投資物件選び

本を探すにあたって、それが自分にとって必要な本なのかそうじゃないのかがわからない。

Amazonで買うならレビューや「なか見検索」を見る。リアル書店ならザックリと目次や帯に書いてあることを読む。

そうすると、自分に必要なのか?とっつきやすい本なのか?がわかると言います。

簡単なことを難しく書いている本より、イラストや写真でわかりやすく書いてくれている方が読みやすいですよね。

また、本を選ぶ時に大事なのは、「読む目的を明確にする」ということ。

この本から得られるものは何か?今の自分にとって必要な情報は何か?を頭に入れて本を選び、読んでいくことが大事らしいゾ!

カラーバス効果とは

車を買い替えてしばらくすると、急に自分のと同じ車種がいっぱい走ってることに気がつくことってないですか?

または「今、目の前の赤いものを見る」と決めて部屋の中を見回すと、今まで気が付かなかった赤いものが目に入ってきたりしますよね。

これをカラーバス効果といいます。

「自分がすぐにマネできそうなことを見つける」と決めて本を読むと、カラーバス効果で素早くその箇所に目が止まるんですって!

こんな風に読んでたら早く読めるしたくさん読めますよね。

 

読書後のフォローによって100倍のリターンを獲得できる!

私が一番腑に落ちたというか、「私にとってこの本を読んだ意味があったな」と思うところ。

それが、読みっぱなしはアカン!というところ。

先月読んだ本のタイトルも思い出せないどころか、内容ってほぼ忘れてません?

「いい本だったなぁ」で終わらせるのはホンマにもったいない。

かといって、同じ本をもう一度最初から読む気もしないでしょ?

だから読書後のフォローが大事だと著者は言います。

そのフォローの仕方はこう。

ライン引きした箇所、ページの角を折ったところ、余白に書き込んだヒラメキ、これらをまとめて書き出して1枚のメモにする。そしてそれを持ち歩き何度も読み返す!

こんなん、絶対効き目あるでしょ?内容を絶対忘れへんでしょ?

私はこの本のこの箇所を読んだだけでも「読んでよかった!」と感動しました。

まとめ

気に入った本は大事に扱って帯も取っておく人もいますよね。私もそのひとりでした。

実用書、ビジネス書って情報のかたまり。

自分にとって必要なことを与えてくれるという意味では、ボロボロになるまで読み倒すっていうのが、本の本来の読み方なのかもしれません。

いままで敬遠していましたが、読んでみて良かった。絶対マネしようっと。

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