子供なし夫婦の老後生活。夫婦で老後のお金、最期の迎え方を考える。

アラフィフの悩み

こんにちは! リエ です。

私ら夫婦には子供がいません。結婚するときから子供を望まない夫婦でした。

結婚当初、「子供を持たない選択をした」と言うと、「将来不安やで」とか「老後の面倒誰に見てもらうの」など色々と言われてきました。

子供って自分の老後を見てもらうため、将来の不安をなくすために産むんですか?

子供が欲しいっていう理由には、もちろん子孫を残そうとする生き物としての本能もあるでしょうけど、単純に子供が可愛い、女として生まれたからには子供を産むのが当たり前、好きな人の子供を産みたい、跡継ぎなど色々ありますよね。

でも私達夫婦のように子供を持たないっていう選択をした、あるいは子供を設ける夢が叶わなかったご夫婦なら、ふたりきりで迎える老後について話し合うことも大事だと思います。

今日は、子供がいない夫婦の老後生活、最後の迎え方についてお話しようと思います。

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老後の不安理由は3つ

子供のいない夫婦が老後に不安を感じるのは3つあると思います。

  • お金の問題
  • 夫婦のどちらかが先立ってしまったときの問題
  • 夫婦ふたりとも亡くなってしまった後の問題

ですよね。

お金の問題

うちもよくお金の話はしますが、子供がいない夫婦の場合、子供のいる夫婦より老後の経済的負担は少ないように思います。子供に関わるお金をすべて自分たち夫婦だけのために使えますから。

老人ホームに入るにせよ、田舎に移住して老後を楽しむにせよ、全部自分たちのためにお金を使えます。

でもどちらかが大病をしてしまった時ボケが始まってしまい人の手が必要になる時寝たきりになってしまった時などはお金の不安があります。

うちのようなフリーランス夫婦の場合、定年退職がないためいつまでも働いていられるのはありがたいことですが、サラリーマンのような退職金という大金が入ってくることがないので、貯められるうちに貯めておかないとアカンなぁと切実に考えてます。

お金は子供がいる老後、いない老後どちらも絶対に必要になるものです。まだ収入があるうちにコツコツ貯めておく必要があります。

夫婦どちらかが先立った時

平均寿命からみると女性の方が長生きだと言うのはわかります。でもその逆が絶対ないとは言い切れず、旦那さんが長生きする場合だってあります。

残されるのも見送るのもツライものがありますが、ひとり残っても頑張って生きていかなくてはいけません。

夫婦ふたりのうち、どちらが先に旅立ってしまっても後悔の無いよう、話し合いができるうちに「どちらかが残された時のこと」を話し合う必要があると思います。

ひとり残された場合、子供のいない夫婦はいる夫婦に比べると孤独かもしれません。でもご近所にお友達もいますよね?古くからの友人もいますよね?

老後の孤独が怖いと思うなら、町のサークル活動に参加してみたり趣味の仲間を見つけたりという努力も必要かもしれません。

なかなか日常生活の中で、どちらかが先立つというつらい話を積極的にできるものではありませんが、私ら夫婦も機会を設けてきちんと話し合おうと思っています。

ふたりとも亡くなったあとのこと

夫婦ふたりともが亡くなってしまった後、残された家や財産はどうするのかお葬式は誰があげてくれるのか遺骨はどうするのかなども、決めておかないといけませんよね。

家にペットがいる場合、そのペットは誰かに面倒をみてもらわなければいけませんし、残された家も放置していると空き家問題に繋がります。

夫婦どちらか、または両方に兄弟がいれば、家や土地などの財産は相続のことも、兄弟が集まって話をするべきだと思います。

みまもり家族制度

一般社団法人Bricks&UKというところが、「みまもり家族制度」という制度を立ち上げました。

近くに身寄りがいない高齢者や障がい者を支えていきます。
家族の代わりとなり、日常生活のことから万一の時まで、不安や悩みを解消し、安心した暮らしを実現できるようお手伝いいたします。

Via:一般社団法人Bricks&UK

このみまもり制度は以下のことを支援してくれます。

  • 身元保証支援
  • 日常生活支援
  • 万一の時の支援
  • 葬送・納骨支援
  • 金銭管理・遺言・相続のサービス

最後に一人きりになった時、入院するときや、どこかの施設に入ろうとしても身元保証人が必要になってきます。この場合の「身元保証支援」や、自宅や施設、病院などで必要になる「日常生活支援」、亡くなったときのことを支えてくれる「万一の時の支援」、「葬送・納骨支援」と、お金の管理・遺言・相続のサービスを、家族の代わりになって行ってくれます。

私達の老後を前向きに考えようしたとき、ある霊園を運営している会社が開催していた「終活セミナー」に行ったことがあります。そこで行政書士の方と話をする機会があったのですが、みまもり家族制度というものがあると聞きました。

最後にひとり残された場合、みまもり家族制度があれば、お金の問題、葬儀の問題、相続の問題も解決してくれます。

子供のいない夫婦は最後に残されたどちらかが、ひとりで旅立つことになります。今を幸せに生きていくのも大切ですが、最期までひとりになっても楽しく生きていくために、夫婦ふたりで老後のことをきちんと話し合う機会をもつことがすごく大切だと感じています。子供さんのいないご夫婦なら、ふたりきりの老後のためにキチンと話し合ってみませんか。

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