うちの愛鳥、オカメインコのチョコ太郎さんです。名前に反して女の子。
特技は高い場所で「ホイホイ♪」と鳴くこと。オスのようにお歌が歌えません。
性格もオスよりおとなしいというか、騒がしくないです。笑。
一人でオモチャ遊びをしてるので、じっと見てても飽きない。
「ひとりで遊ぶから見ててね♪」と背中でいってるようで可愛いです。
鉛中毒で即入院!
このチョコ太郎さんがまだ1歳半くらいの時、鉛中毒を起こしました。
原因はレースのカーテンの裾に付いてるカーテンウェイト。
レースをキレイに見せるためのおもり、小さなボール状にしてある鉛がカーテンのすそに、外からは見えないように縫い付けてあるんです。
家を建ててからずっとそのカーテンを使っていたので、チョコ太郎さんが我が家に来てもずっとそのままにしていました。
ある日、窓辺に置いてあるチョコ太郎さんのケージにカーテンの裾が入り込んでいました。
その裾をチョコ太郎さんがカジカジとかじっていたんです。
その様子をオットはかわいい~~と目を細くして見ていましたが、よーくそのかじってる部分を見ると金属がむき出しになっていました。
「うわっ!金属かじってるやん!」
鳥さんは金属中毒が原因で亡くなることがあるとふと思い出しました。
「ちょっとっ!笑ってる場合じゃないやん!」と大声で叫びながらカーテンをケージの外に出しました。
慌てて小鳥の病院へ電話をしました。
幸い、私の住む地域には小鳥の病院があります。チョコ太郎を飼ってすぐに健康診断などで診察を受けていました。
私 「今、うちの子がカーテンウェイトをかじってたんです!すぐみ診ていただけますか?!」
病院「なにか症状がでてますか?」
私 「いいえ、機嫌よくしています。でも明らかに鉛をかじっていたのですぐに診て欲しいんです!」
病院「わかりました。症状がでてないのがまだ救いですが、早いほうが良いので今すぐに来て下さい」
私はチョコ太郎を小さな通院用のカゴに入れて、車で1時間ほどの小鳥の病院へ急ぎました。
その道中、車の助手席に載せているチョコ太郎は、首を横に降って食べたものを吐いていました。
病院に着いて待合室で待ってる間も嘔吐は続いていました。
鉛中毒の症状が出だした・・・
診察室で診ていただき、レントゲンなどで検査してもらった結果、鉛中毒を起こしているので入院したほうが良いとのことでした。
5日間の入院を経験したチョコ太郎さん
入院中、金属中毒を中和するお薬などを処方していただき奇跡的に助かったチョコ太郎。
幸い、後遺症も全く無く元気に退院できました。
鉛は金属中毒の中でも鳥さんには最も怖い中毒の原因です。
病院に連れてくるのがもっと遅かったら、脳に後遺症が出ていたかもしれません。
退院時に見せていただいたレントゲン写真は、入院時にそのうにあった金属のカケラがキレイに無くなっていました。
家の中を総点検!
食欲も元に戻り、ようやく我が家へ帰ってこれました。
チョコ太郎さんが入院中、家中のレースのカーテンをカーテンウェイトの入っていないタイプのものに総入れ替えしました。
その他、チョコ太郎さんがかじらないようにコード類はすべてカバーを付けました。
PCに繋がってるスカイプ用のヘッドホンのコードも、中身は金属ですから注意が必要です。
家の中で鳥さんを飼う場合、かじれるようなところに金属がないか点検しましょう。
金属中毒は本当に怖いので注意してあげて下さいね。
鳥さんにも保険は使えます。
ちなみに、チョコ太郎さんの入院費用は4万8千円でした・・・。ま、元気になって帰ってきてくれたのでヨシとします(´;ω;`)
このことがあってからというもの、チョコ太郎も保険に入ることにしました。
昔はアニコムでも鳥さんの保険があったようですが、今は犬とネコだけになってますね。
※2018年3月現在、アニコムは鳥さんをはじめ、フェレットなどの小動物も入れるようになりました。
わたしが調べた中では日本アニマル倶楽部のプリズムコールという保険も鳥さんでも入れる保険でした。
鳥さんは体調が悪いことを隠します。
しんどそうにしているときはよっぽど辛い状態です。
普段から体重を測ったりエサの減り加減をチェックしておくことがすごく大事だと思います。
また、普段から放鳥するときには、かじられては困るものは置かないようにしておきましょう。