犬の前十字靭帯断裂の手術とその費用その1 ケガをした様子から手術・入院するまで

犬と暮らす

うちの愛犬、ぼんちゃんは前十字靭帯断裂のケガをして手術を受けました。

そして現在、完治して弾丸のようにビューン!っと走れるようになるまでの記録を残そうと思います。

 

愛犬に怪我をさせてしまった私が、今後注意を怠らないための記録として、そしてこのブログを読んでくださるワンコの飼い主さんのためにも。

長くなるので3回に分けてお届けしますね。

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ドッグランでケガ。でも軽い捻挫だと思った。

去年の1月、ドッグランでボール遊びをしている最中、高く上がってしまったボールを取ろうとジャンプ!着地の時に左後ろ脚をグネッとやってしまいました。

その着地を一部始終見てたんですが、明らかに膝をグネってたんですよね・・・。

でもグネったのもお構いなしにその後も走り回ってたので、特に心配はしていませんでした。

あれ?後ろ足が地面に着けへん。

うちの家、2階にリビングとキッチンがあるので、ご飯の時はみんなで2階にあがるんですが、夜になって晩ごはんの時間になっても、ぼんは2階のキッチンに上がってきません。

あれ~、いつも階段を一番にかけあがってくるのにおかしいなぁと思って1階に降りたら、階段の下で後ろ左足を宙に浮かせて情けない顔をしていました。

「あれ?どうしたん!?」

完全に後ろ足を浮かせています。 ゆっくりと2階にあがろうともしません。

「あ~、あの時の捻挫かな?」と思ったので、その日は1階でごはんを食べさせて、ゆっくり寝かせることに。

そして次の日病院に行くことにしました。

痛み止めで様子をみましょうか

先代のゴールデンの時からお世話になっているかかりつけの先生がいるので、次の日朝からその病院へ出かけました。

病院でレントゲンも取り、触診もしてもらいましたが、本人は少し痛みがマシになってるようなので、先生は「痛み止めのお薬で様子をみましょう。でも2週間位はなるべく走ったりしないようにね」とのお話でした。

「もしかしたら靭帯を損傷してるかも知れんけど、安静にして治るようなら温存療法でいきましょうか」ともおっしゃってくれました。

 

あ~、良かった。。。

 

2週間位、きっちり朝晩のお散歩も短めにしてなるべく安静にさせていましたが、まだ2歳になったばかりの子どもです。走りたくってしょうがないみたいで、家の中でも隙があれば走ろうとしていました。

なんとか走らせないように、おとなしくさせていた甲斐もあって、ビッコも徐々に治まってきて普段通りに歩けるようになっていました。

 

ここで安心して気をゆるめてはいけなかった

もともと、走るのが大好きなのがワンコです。

2週間以上、いや1ヶ月近くかな。走らせずにおとなしくさせていたのが可哀想で、近くの公園へ行くことにしました。

本人は大はしゃぎで走り出しました。

ぼんちゃんは嬉しくってしょうがない時には、人間のスポーツでいう「反復横跳び」のような動きをしてみせます。

その動きを見ると、あ~、喜んでるなとわかって私も嬉しくなるんですが、この時は脂汗がでる思いがしました。

それは、また、情けない顔をして後ろ左足をあげていたからです・・・。

 

えっ? なんで? 治ってなかったん?

 

冷や汗と脂汗が一緒に出るような思いで、その後すぐに病院へ連れて行きました。

やっぱりまだ走ってはいけなかったようで、先生に「まだまだ走ったらあかんやん」と言われ、落ち込みました。

ごめん、ぼん。お母ちゃんが気をゆるめたせいで、痛い思いをさせてしまった。。。 ごめんな。。。

温存療法も限界にきた

それからは3日に一回、カルトロフェン注射を打ち、キセノンレーザーを受けるようにしました。痛み止めの飲み薬も継続して飲んでいました。

カルトロフェン注射は1回6,000円かかりました。続ければ結構な出費です。

このあとしばらく病院に通いましたが、いくら注射しようが、痛み止めを飲もうが、キセノンレーザーを当てようが、一向に治る気配がありません。

先生は、「もしかしたらもう、温存療法ではアカンかもしれん。整形外科の名医を紹介しますから行ってみてください」と言われ、紹介状を書いてもらいました。

気を緩めて走らせてしまった私のせいで、ぼんの後ろ足はずっと痛いまま・・・。ホンマにごめんな、ぼん。

その紹介状を持って、早く治して欲しくて紹介先の病院へ急ぎました。

犬の前十字靭帯断裂で手術が決定。温存療法できるほど軽い状態じゃなかった。
ちょっとボール遊びをして高い位置でキャッチしただけなのに、靭帯損傷。犬の体の構造は丈夫にできていると思いこんでいましたが、後ろ足の形状から弱点もあることがわかりました。いろんな温存療法を試しましたが、損傷の状態によって即手術をしたほうがいい...

 

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