愛犬が脳腫瘍と診断されたら 滋賀の名医「アツキ動物医療センター」に行くべきたったひとつの理由。

犬と暮らす

こんにちは、リエちんです。

今回は愛犬が脳腫瘍と診断されてしまったら、迷わず滋賀県の「アツキ動物医療センター」へ行かれることを強くオススメするという記事です。

今、私の横でぬいぐるみを振り回して遊んでいる愛犬は2代目ゴールデンです。

先代のゴールデン小太郎は、5年前に天国へお出かけしてしまいましたが、亡くなる1年半前にはこの「アツキ動物医療センター」で8時間にもわたる脳腫瘍の大手術を受けました。

10歳という高齢だったため、体力が脳の手術にもちこたえるか不安もありましたが、手術を受けて大正解でした。

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脳腫瘍の名医は滋賀にいる

手術をしていただいたのは、滋賀県にある「アツキ動物医療センター」です。

院長の井尻アツキ先生は、脳の手術の名医です。神の手と呼ばれる名医はこの方しかいません。

脳腫瘍の専門医でありながら名医である獣医さんは日本に1人しかいないと、かかりつけの先生はキッパリとおっしゃってました。

もし愛犬が脳腫瘍と診断されたら、迷わずここへ行って下さい。

アツキ動物医療センター
〒525-0058 滋賀県草津市野路東4丁目17-3
TEL:077-567-5999 / FAX:077-567-6055

 

 

脳腫瘍の症状は、てんかんの発作に似ています。こたの脳腫瘍の症状を少しお話します。

脳腫瘍の前兆

先代の愛犬、小太郎(こた)の脳腫瘍の症状が出たその日は、朝からオットと出掛けていたんですが、高速を降りた時に変な胸騒ぎがしたので家路を急ぎました。

家に着いたら、こたはゆったりといつものように尻尾を振って出迎えてくれました。

「あの胸騒ぎは思い過ごしやったんや」と、ほっと胸を撫で下ろし「お散歩行こか?」と言いながらこたを見ると、うつろな目で私の顔を見て、1回だけ後ろ足がフラついたんです。

「あれ?大丈夫?」

声を掛けましたが、そのあとはいつものように嬉しそうな顔をして散歩を楽しんでいました。

数時間後、晩ごはんを食べてしばらくしてから馬のアキレスをオヤツにあげたんです。20センチくらいある長いやつ。

ソファでカミカミしてるうちに、アキレスを床にボトッと落としました。

いつもなら私たちに取られまいとすぐに起きて、落ちているアキレスを咥えていたのに、床へ落ちたことすら分かってないようで、空間を見つめてハァハァ言うだけ。

「やっぱり絶対オカシイ」

そう感じたものの、もう動物病院も閉まってる時間だし、明日かかりつけの先生に相談しようと思って、その日は寝ることにしました。

夜中のけいれん発作

「おいっ! おいっ! 起きろ!けいれんや!」

オットの声で目が覚めて、時間を見ると夜中の1時頃。

まだ仕事で起きていたオットの足元で寝ていたこたが、パソコンデスクの下で口から泡を吹いて体を全身ブルブルと震わせてけいれんしていました。

慌てて夜間救急で診てくれる病院に電話し、こたを後部座席に乗せて病院まで走りました。

診察の結果、詳しく検査しないと現時点ではわからないと言われ、三重県にあるCT検査をしてくれる「南動物病院」での予約を勧められました。

南動物病院は予約がいっぱいでなかなか取れず、3週間先だと言われました。

「3週間後の検査なんか待ってられへん」

3週間の間に天国へ行ってしまうかも…。

不安な気持ちで待合にいましたが、夜間救急では特になんの処置もしてもらえず、かかりつけ医に相談しようと話をしいったん家に帰りました。

翌日、かかりつけの病院へ

翌朝、オットと車を飛ばしても小一時間かかる、こたのかかりつけの先生に診てもらうことに。

昨夜の症状を言うと、「脳の検査しておいたほうが良いですね」ということだったので検査をしてもらえる病院を探してもらいました。

すると、なんとその日の午前中に「京都AR」と言う検査専門の病院での検査枠が1つだけ、たまたま空いてるらしいのです!

こたの強運にビックリしましたが、「すぐ京都に走ります!」と二つ返事で速攻「京都AR」へ車を走らせました。

かかりつけ医いわく、発作を起こした翌日にMRI検査を受けられるのは、すごく珍しいことらしいです。

当たり前ですが、診断が早ければ治療にもすぐに取り掛かれます。症状が出たらなるべく早く検査を受けさせてあげてください。

京都ARでCT検査の結果

京都ARで受けたCTの結果は「脳腫瘍」。

すぐに手術を勧められました。

「手術をしなかったら、あと何年生きられますか?」と聞くと、「何年ではありません。数ヶ月の命です」と言われ、泣き崩れたのを覚えています。

その検査結果をかかりつけ医にみてもらうべく、その日の午後、また奈良に戻りました。

「やっぱりそうでしたか…」

と、かかりつけ医はつぶやきながら、「滋賀に知り合いの脳腫瘍の名医がいるんですが、そこで手術を受けませんか?」と聞かれました。

日本に一人しかいない名医らしく、ぜひとも受けさせたいと言いましたが、気になるのはその手術代。

「アツキ先生に電話して手術代いくらか聞いてみますわ!」とびっくりするような対応をしてくれたんです。

目をひんむくくらいの手術代にびっくりしましたが、こたの命にはかえられません。

かかりつけ医自ら予約を取ってくださり、私たちは滋賀県のアツキ動物病院に行くことになったんです。

手術は8時間にもおよぶ大手術

手術後、目を覚ました小太郎ちゃん。

こたの脳腫瘍は珍しい場所に出来ていたらしく、手術は8時間を超えていました。手術は大成功。

「手術はうまくいきましたが、術後2日が山場です。これを乗り越えてくれたらもう安心です。」

とアツキ先生はおっしゃいました。

その後、こたは頑張ってくれて山場を超え、看護師さんにゴハンをねだるくらいにまで回復しました。

2週間という入院生活のあと、我が家へ帰った小太郎。

大型犬の筋力は衰えるのが早く、たった2週間のケージ生活でも後ろ足の筋力がなくなっていました。でも、オットと3人匹で毎日少しずつお散歩し、こたがいる幸せを感じながらのリハビリは楽しいものでした。

術後の検査で通院。

手術から1年と4ヶ月。

小太郎ちゃんは、それはそれは楽しそうに毎日を過ごしていました。手術をしていただいたアツキ先生には感謝してもしきれません。

腫瘍のすべてを手術で取り除いていただき、再発もなく元気に走っている姿を私は一生忘れません。

愛犬が脳腫瘍と診断されたら、滋賀のアツキ動物病院へ行ってください。

脳の手術ができる獣医さんは日本に数人いると聞きましたが、アツキ先生ほどの名医は他にはいません。

こたのような難しい脳腫瘍の手術は他の獣医さんではできなかったでしょう。アツキ先生は「神の手」と呼ぶにふさわしい獣医さんです。

もし、あなたの愛犬が脳腫瘍と診断されたら滋賀県のアツキ動物医療センターに行ってください。

きっと希望がもてます。

 

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