会計ソフト、使ってますか?
私はMFクラウドに出会うまで、会計ソフトを選ぶなら迷わず「弥生」でした。
長年サラリーマンで経理をやっていたこともあり、簿記の帳面や振替伝票どおり、そのまんまの形で入力できるので、弥生は簿記の知識がある人には使いやすいソフトだと思います。
弥生は今ではオンラインもありますが、その当時はインストール型のものだったので、年度や税法が変わるたびにアップデートしてずっと使ってました。
そこへ何年か前からクラウド型の会計ソフトが出始めました。でも当時の私は会計ソフトは絶対「弥生」と決めてたし、会社では電卓たたいてイチから帳票を作ってきてたので、
「はぁ?クラウド会計?そんなもんで経理ができるか!」
と思っていました。
でもその頃からMFクラウドを始めていれば、この数年の手間や時間も相当減って楽になってたハズやのに・・・うぐぐ、アホなわたし。
ということで今回は、弥生会計からMFクラウド会計に移行したら楽すぎて手間が激減した話をしたいと思います。
MFクラウドを選んだ6つの理由
実は私、長年会社勤めしていて経理を担当し、会社のお金を日々計算していたのに、家庭の財布の中身をちゃんと把握するのはものすごい苦手やったんです。
でもこのマネーフォワードに出会ったおかげでクラウド会計の凄さを知り、弥生から切り替えてみようかな…という気持ちが生まれました。
MFクラウドを選んだ理由は6つ。
- 家計簿のマネーフォワードと連携していた
- 自動取り込みが他の会計ソフトより一番スムーズ
- セキュリティがしっかりしている
- 金融機関の連携機能が最も多くて使いやすかった
- 使い方がわからなければチャットですぐ聞ける
- 入力形式が弥生に似ていた
他のクラウド会計も無料お試し期間で使ってみましたが、わたし的に軍配があがったのは上記の理由でMFクラウドでした。
MFクラウドを使うことで手間が激減した理由
一番の理由は、クレジットカードの明細を1行ずつ入力しなくて良くなったことです。
経費の決済をクレジットカードでしているので、毎月明細の枚数がズラ~ッと4枚とか平気であります。それを老眼鏡かけてチマチマ全項目1行ずつ入力するんです。
◯月☓日 未払金 1,000円 / くまさん銀行 1,000円
△月◯日 未払金 2,000円 / くまさん銀行 2,000円
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めんどくさい~~~ッ!
ってなりますよね?
もうね、この面倒くさいのを何年も続けてきた私。ある意味すごいwww
MFクラウドはこれらすべて自動で明細を取り込んでくれるんで、仕訳の手間が超激減したワケです。
おまけにMFクラウドの賢さを実感したのが、「仕訳を学習してくれる」という機能。
たとえばヤマト運輸の運賃の支払いが銀行から引き落としされていたとします。
仕訳はこうです。
◯月☓日 荷造運賃 50,000円 / くまさん銀行 50,000円
これを覚えていて、次月またヤマト運輸の運賃が引き落としされていたら、自動で同じように仕訳してくれます。
ただ、仕訳の確定は自分でしないといけないので、そのお知らせをしてくれます。
「未確定」という赤いお知らせを見て、その自動仕訳が間違っていなければそのままポチッと確定ボタンをクリック。もし違っていたら勘定科目などを修正すればOK。
便利すぎて鼻血でそう。
MFクラウドは初心者向きではない
MFクラウドは、簿記の経験者や税理士さんも使いやすい会計ソフトだと思います。逆に初心者向きではない。うん。
「この場合はどの勘定科目なん?」という初心者にはたぶん使えないと思う。
下の図はMFクラウドの「簡単入力」の画面です。
収入から選ぶ、支出から選ぶはわかりますが、取引の内容でいきなり勘定科目を選ぶんですよ?
簡単な「現金で払った」「商品を仕入れた」っていうような取引ならいざ知らず、勘定の戻しとかどうするんでしょうか?結構初心者には厳しい会計ソフトだと思います。
MFクラウドのたったひとつのデメリット
iPadやiPhoneからは入力ができないこと!これはイタイです。
経営分析はできるみたいですけど、そんなん経営分析こそPCでやるべきじゃないですか?
ここはMFクラウドに早急に改善して欲しいポイントですね。
他のクラウド会計はiPhoneからでも入力できるので、出先でレシートをもらったらすぐ、入力できる気軽さ。
freeeに至ってはiPhoneからでも確定申告書ができあがるという・・・笑。確定申告書はPCできちんと確認しながら作成したいのでそこまではいらん、ハッキリ言うて。
もしこのブログを見てくれてるMFクラウドの関係者の方がおられたら、至急改善してください!www
比較したクラウド会計は弥生オンラインとfreee
弥生オンラインは、インストール型ものと同じような使い方です。振替伝票もコクヨ式を選べますし、使い勝手は今までと同じ。
スマート取引取り込み機能があり、クレジットカードや銀行の明細も取り込んでくれるようです。
無料でお試し期間があったので、使ってみましたがここで問題発覚。
取り込みエラーが頻発!
弥生オンラインは銀行やクレジットカード会社などの金融機関から直接データを取り込むんじゃなく、MoneyLookやZaim、Moneytreeという家計簿アプリを挟んでデータを取り込みます。
これが弥生オンラインの一番のダメダメポイントだと私は思っていて、取り込みエラーがよく起こり仕事にならない日も多く、弥生オンラインは候補から早々に外れました。
現在はこれが解消されているのかどうかわかりませんが、ワンクッション挟むというシステムは相変わらず続いているようなので、これからも私は使うことはないと思います。
freeeは「簿記初心者」に向いている
freeeも無料でお試し期間があるので登録してみました。
下の図のように勘定科目の欄に説明があります。「仕入高」なら「販売する商品の仕入」とわかりやすく書かれています。
これなら簿記がわからなくても迷うことはないんじゃないですか?他の勘定科目もめっちゃ丁寧に解説が書かれています。
自動取り込みがあるのはもちろん、確定申告が初めての方でもすごくとっつきやすい会計ソフトなので、初心者におすすめ。
もちろんチャットで相談もできます。
無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」
それぞれの料金プランは?
クラウド会計は箱もCDも説明書も不要なので、インストール型に比べると安くなってますよね。
今回、私が比較した上記3つのクラウド会計を料金プランとその他の機能を一覧でまとめました。よろしければ参考にしてください。
freeeは、スタンダードプランの他に、スタータープランがあります。この場合、月額980円ですが、自動仕訳の良さが半減します。もしfreeeを使うならスタンダードプランをオススメしますが、わたし的にはMFクラウドで決まり!って感じですね。
まとめ
いや~、ハッキリ言うてここまで進化してるとは思いませんでしたね。
もう~楽ちん楽ちん♪
- 自動取り込みが素晴らしすぎる
- 仕訳の学習機能がお利口すぎる
- MFクラウドは簿記経験者に最適
みなさんもMFクラウドで簡単経理を始めて、自分の時間を増やしましょう~。
ほな、バイナラ~!