母のガン治療費を知ったのを機に、我が家の保険を見直し!50代は生命保険を見直しする最後の機会かも。

節約術

こんにちは、 リエです。

去年の年末に母が亡くなったんですが、その原因はガンでした。胃、大腸、肝臓と次々と転移。胃と大腸はガン摘出手術を受けましたが、肝臓のガンはもう手の施しようがないほどだったんです。

23年ぶりに再会した際、母の病状と余命、かかった治療費のことなどを妹から聞き、言葉が出てこないほどショックだったことを覚えています。

約23年間、音信不通だった母親。再会した場所は末期がん患者が入院する「ホスピス緩和ケア病棟」だった。
こんにちは、リエ です。今日、約23年間音信不通だった母親と再会してきました。母は「ホスピス緩和ケア病棟」に入院しており、もう余命幾ばくもないと連絡があったからです。連絡をくれたのは2歳年下の妹。実は妹とも同じく約23年間、音信不通でした。...

49日やら納骨が終わって落ち着いたこと、そして妹から母の治療費を聞いたのを機に、この際我が家の生命保険をじっくり見直すことにしました。

保険料が高くなることや、健康状態などの加入条件からみても厳しくなるので、40代後半から50代前半が保険を見直す最後の機会かもしれません。

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生命保険選びの正解は「入らないこと」!?

 

保険の見直しで話をしていた、ある外資系生命保険の営業マンが突然こう言いました。

 

「生命保険は基本、入らないのが一番良いんです」。

はぁ? 

わけわからん(笑。

保険に入れって言いに来たんちゃうんかいっ!って、心のなかで思わずツッコミましたが、これにはワケがありました。

 

「万一の時や、病気の治療をする時、今の貯金ですべてまかなえるなら保険はいらんで」

ということ。

 

  • 稼ぎ頭が亡くなっても、のこされた家族は一生、生活に困らない。
  • 家族の誰が病気をし、後遺症が残っても、治療費や生活費に生涯困らない。

 

今の資産の状態がこれをクリアーできるなら保険は必要ないということ。

・・・うち、クリアーでけへん(笑。

っていうか、普通クリアーできませんよね?これをクリアーできる家庭ってどんだけお金持ちなん?

ということで、早速見直しをしました。

いまの保障内容を把握しよう!

あなたの保険には、知り合いの保険のおばさんに言われるがまま入ってしまったモノってないですか?または、長年見直しをしていない保険はありませんか?

 

実は保険は、おおよそ5年ごとに切り替えを検討したほうがいいんです。

なぜなら、家族構成も変化があるでしょうし、新しい保険もいろいろ出ています。

 

昔はガンの治療といえば入院するのが当たり前でしたが、今はほとんど通院で治療します。手術を受けたり検査をするのには数日入院するでしょうけど、その後はほとんど通院です。

実際、母も抗がん剤治療や放射線治療は通院して受けていたようです。(妹談)

保険の営業マンいわく、脳疾患などは入院が長引くことが多いそうなので、入院の保障もちゃんと入っておきました。

我が家の保険見直しは?

保険の契約書をよく見ると、我が家は12年間保険の見直しをしていませんでした(笑。

はやく見直したほうがよかったんですが、私はうつ病で家事もできない状態が続きましたのでしょうがいないですね(言い訳ww)

 

長い間見直しをしていなかったことで、保障のムダはたくさんありました。

ガン保険なんて今は何度でも診断一時金が受け取れるのが主流なのに、うちは一時金が最初の1回のみ!

 

ガンは一度手術を受けたら終わりじゃなく、抗がん剤や放射線治療など、数年かけて治療していきます。

なので、決まった治療費を毎年一括でもらえるメットライフアリコのガードエックスというがん保険に夫婦で加入しました。

 

今の約款はCDなんですね~。昔は分厚い冊子だったのに。

県民共済をかしこく使おう

県民共済って知ってますか?

掛け金は手頃(月々2,000円~)で入院保障も死亡保障も手厚いんですよ。

年齢が上がっても掛け金はあがりませんしね。

 

オットのアリコの保険を一部解約して、この県民共済に入りました。私はまだうつ病の治療中なので新たに生命保険に入ることができないからそのままですけど!(泣)

これで毎月約3,000円の節約が出来ました。パチパチ。

県民共済のコースはいくつかありますので、自分ちに必要な保障を選べるのもいいかなと思います。

無料の保険おすすめ窓口はまったくおすすめできない

「実はそんなに怖くない! ラクラク年金生活入門」の著者、横山さんもあなたにあった保険を無料で選びますよ」というサービスはまったくオススメできないと書かれていました。

 

無料で保険を選んでどこから報酬を得てるの?って思いますよね。もちろん紹介してもらった保険会社からです。ボランティアじゃないんですから報酬ありきで保険を勧めてきます。

A保険会社の保険をすすめて加入に至った報酬として、A保険会社からもらうんです。

もちろん、各ご家庭にあった保障を選んでるとは思いますが、横山さんは本の中で「紹介される保険会社に偏りがある」と指摘しています。せっかく報酬をもらうんだったら、誰だって金額の多い方がいいですもん。

「保険はまったくわからん!」という方は、保険の知識を得るために利用してみるもアリですが、鵜呑みにするのはどうかなぁと私も思います。

ついでに他の「保険の本」を読んだ内容から一部を紹介すると、漢字の生命保険会社よりカタカナの外資系の生命保険会社をオススメしています。理由は保険料です。まぁ、人件費かかってますから、しょうがいないですねぇ。

まとめ

つらつら書いてきましたが、ここらでまとめると、

  • 40代後半から50代前半は保険見直しの最後のチャンス
  • 保険の見直しはおおよそ5年を目安に
  • 県民共済を検討してみよう
  • がん保険は手厚いほうが安心
  • 無料の保険おすすめ窓口の言うことを鵜呑みにしない

家族全員が一生食べるに困らない貯金があれば保険なんて入らないほうが良いんですよ、本当は。でもそうじゃない我が家のような家庭のために、保険はしっかり検討して入っておいたほうが安心です。

実はわたし、保険商品は1年かけてある会社で勉強したことがあるんです。なのでけっこう詳しい(笑。

保険のプロを目指すなら別ですけど、保険は基本さえわかれば、自分ちに必要な保障が見えてきます。このことは、この本でも保険の基本的はことは書かれているのでご一読をオススメします。

 

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