鳥さんの爪切りってキンチョーしますよね?血が出てしまって慌てたり、そもそも保定ができないから暴れてケガさせたらどうしようとか・・・。
3歳のオカメインコ、チョコ太郎さんの飼い主としても、飼いはじめのころは爪の切り方は相当悩みました。でも爪切りは飼い鳥さんにはすごく大切なんですよ。
飼い鳥さんは、放鳥時間以外はずっと鳥かごの中で過ごすので、野鳥さんのように石ころや太い木で爪を自然に削れることがないんです。なので、飼い主の服に爪が引っかかって足を骨折したり爪が剥がれたりして大怪我の原因になります。
そこで、私も悩んだ鳥さんの爪切りについていろいろ調べたのでシェアしたいと思います。
爪切り時に大事な「保定」ってどうやるの?
(出典:YouTube Birdstory )
2点保定と3点保定があるんですが、どちらも鳥さんの首を挟むときに前後で挟んではいけないということが大事です。首の前と後ろに手をやってしまうと呼吸ができなくて亡くなってしまいます・・・。優しくしっかりもつことが大事です。
爪には血管が走っています。太陽にすかしてみるとよく見えますが、爪の黒いコは透かしてもまったく見えませんっw。
なので先の方から少しずつ、チョン、チョン、と切っていきましょう。
暴れてしょうがない鳥さんの場合
そもそもうちのチョコ太郎さんは、カキカキは要求するのに背中はさわらせてくれません。
なので保定どころか捕まえようとしたら逃げ出します。
保定が難しい鳥さんの場合、タオルで体を包んでしまって爪を切る方法もあります。
この方法はチョコ太郎を迎えたペットショップで教えてもらったんですが、下手でなかなかうまくできなくって、そのうちタオルを見せただけで逃げ出す始末。
ウチは結局この方法も断念しましたが、やってみようかなと思う方は参考になる動画をのせておきますので、ごらんください。
「頑張って爪切りをやってみたけど、血が出た!!」ということのないように、事前に血をすぐに止めてくれる薬を用意すると安心です。
私は先代のゴールデンレトリバーの爪を切る時用に買って置いてありますが、品質は10年位そのままでぜんぜん使えます。www
市販の「爪とぎ止まり木」はホンマに爪とげる?
これ、私も使ったことあります。
今使ってる止まり木に巻いて使います。ようはサンドペーパーです。
ハッキリ言って爪はそんなに言うほど研げませんし、足の裏の皮膚までスレるので、チョコ太郎さんはうっすらと血がにじんていたことがあります。なので急きょ取り外して捨てました。
Amazonや楽天ショップを見ると、爪とぎの回数が減って重宝しているようなレビューも見ますのでまぁ、足の裏の怪我がないかどうか様子を見ながらお試しにやってみてもいいかもしれません。でもきっと足の裏は傷だらけだと思うんやけどなぁ・・・。
落ちてた枝は止まり木に使ってもいいの?
止まり木ついでに話をすると、道に落ちてたそのへんの枝を家に持って帰って鳥さんの止まり木に使うのはやめたほうが無難です。
目には見えませんがバイキンがいますし、害虫や病気を治すための薬剤がかかっている場合があり、すんごい危険です。
市販の止まり木はきちんと鳥さんのために消毒していたり、丁寧に削られてケガのないように作られています。
私も自然の形のままのほうがチョコ太郎さんの足のためには良いのかなぁと悩んだ時期がありましたが、病気をさせるよりはよっぽどマシなので、自然の形のままの止まり木をショップで購入しています。
動物病院やペットショップで爪切りをお願いするとなんぼ?
結局、爪切りはどうすんねんっていう話ですが、ウチは早々に保定をあきらめたんですが、本当のことを言うと保定は出来たほうがいいです。
「おまえが言うな」って感じですが、万一将来、薬を口から直接スポイトなどで飲ませないとあかんとか、目薬せなあかんということもあったりするとどうですか?保定出来たほうがいいですよね。
私も少しずつチョコ太郎さんの背中から触れるように練習しよ。
んで、自分で鳥さんの爪切りが出来ない場合は小鳥を診てくれる動物病院で切ってもらうのがベストです。
上の写真はチョコ太郎さんの通っている病院です。名前の通り小鳥さんやうさぎさん、ハムスターなどを診てもらえます。
たま~に小型犬を連れてくる飼い主さんが待合室にいますが、「いやいや、小さいけども。小動物と違うやん」という他の鳥さんの飼い主さんから冷たい目で見られています。ww
こちらの病院では爪切りは税込み540円でやってくれます。チョコ太郎さんを迎えたペットショップでも電話して聞いてみたら500円でやってるそうです。
動物病院と言うても、小鳥をあんまり診たことのないような犬猫病院には連れて行かないほうが良いです。鳥さんの扱いをあまり知りませんからね。毎日何羽も鳥さんを診ている病院の先生は、そりゃ~、大暴れする鳥さんだってピシッと保定します。ホンマ、尊敬しますわん。
まとめ
・爪切りのために保定はできるように練習しましょう。ひとりで無理なら自分が保定して誰かに爪を切ってもらうのもいいかも。
・爪切りは無理せず、出来ないなら小鳥を診てくれる動物病院か鳥さんも扱っているペットショップに聞いてみよう!